映画バットマンビギンズ

バットマン ビギンズ [DVD]

バットマン ビギンズ [DVD]

旧作になったのでレンタルして観ました。


ゴッサム・シティの大富豪の御曹司として、幸せな少年時代をおくっていたブルース・ウェインの人生は、目の前で両親が殺されて以来、一変した。悲劇の発端を招いてしまった罪悪感、抑えがたい犯人への復讐心、父から受け継いだ善行への使命。さまざまな葛藤を抱え、ブルースは世界を放浪する旅に出る。ヒマラヤの奥地で“影の同盟”を名乗るデュカードという人物に出会ったブルースは、彼に師事して心身を鍛錬。数年ぶりにゴッサムに戻ると、自らのすべてを賭け、悪と闘うことを決意する。闇の番人、バットマン誕生の瞬間だった...。
goo映画 あらすじより。


今回、ジョーカーやペンギンのようなキレた敵が出て来なかったので「バットマン」を期待していた人間としては物足りなくはありました。わざわざコスチュームの製作パートにも場面を割いているところや肉親を殺されたという経緯はまんま「スパイダーマン」だったし。


一応、今回敵役がマトモだった理由(普段がマトモじゃない理由)も、犯罪者が本編にやたら多い理由も最後で明かされたのでエピソードとしては成功の部類だと思います。なんと犯罪者は「いたちごっこ」の原理でバットマンの演出過剰な部分をマネしているらしいということ。


ビギンズで結局スケアクロウは捕まっていないらしいけど、現在のバットマンってスケアクロウは登場したっけ?これから登場する予定なのかな?


どうでもいいけど、主人公が手段、株を買収して社長を無理矢理代えたり、屋敷が壊されて後で「基礎から強化しましょう」という台詞が、今のホリエモンヒューザーを連想させた。むしろ、未来を予知していてネタにしたとしか思えないくらい。ああ、そういえばラスボスとの決着で電車じゃないけどモノレールが脱線する場面もありましたね……って、オイオイ(汗)。