あやかしびと虎太郎end

あやかしびと、虎太郎endとトーニャendクリアしました。

加藤虎太郎endは熱いですね。まさか虎太郎先生が物語の主軸に現れるとは思ってなかったのでビックリ。主人公は修行しても突出した強さを見せず(数週間で鴉や虎太郎らの師匠を超えられても不自然だろうけど)、敵側に捕まってしまったりして出番があまりないのが微妙にマヌケ(笑)。最強の敵である九鬼との対決も虎太郎先生が担当してしまって熱い「師匠同士の対決」は燃えた、「主人公は誰ですか」ってくらいに(笑)。
ドミニオンとの直接対決に入っても、虎太郎にベタ惚れした氷鷹零奈がギャグを担当していて話が堅くならず、薫と光念輝義の活躍シーンも銃撃戦のオンパレードでこれまた熱い展開。
敵である薫がヒロインとなって、ヒロインであるすずが悪役となっているのも新鮮でした。すずが黒い黒い(汗)。絶対これですずのファンが離れているぞ、というくらいの陰湿っぷりなイジメで、ホントに引きました。本家すずルートで挽回できるのかなぁ。


続いてトーニャルート。
虎太郎ルートが微妙な脇役大活躍だったのに対して、コチラは生徒会メンバーの活躍を押し出したもの。
設定で顔と名前だけは確認できるウラジミールという胡散臭い名前のキャラがヘンタイキャラ(半分くらい演技だけど)で面白かった。
敵側の対応が手加減というか慢心・油断が多すぎて甘すぎたり、生徒会側も妙に対応が甘かったり、「戦争ごっこ」な感じは否めない。
しかし、ドミニオンが乱入したあとの後半戦で虎太郎ルートでは見られなかった如月双七と九鬼耀鋼とのマトモな師弟が見れたのが嬉しい。九鬼に対する思い出シーンはこっちのルートを重点的に置くべきだったのではないかと思う。
ドミニオンが登場が唐突だったり九鬼の命令によって途中で退散したり、結果的になんとなく半端な回でした。


シナリオの日常シーンなど細かい演出は面白いのに、後半でのおおまかな構成に穴が多いので、もったいない作品だと思う。