灼眼のシャナ

灼眼のシャナ〈11〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈11〉 (電撃文庫)

第8巻、vs教授戦後日談まで読了。戦闘方式が単なる力押しではなくて、特殊な力を持った「宝具」を使っての知略戦をしているところがこの作品の面白いところだと思う。それと主人公が異端の戦いに巻き込まれるだけでなく、主人公自身が自分の力で知恵を振り絞って活躍するところ。その他の一般人であるクラスメイトが主人公とは別のカタチでフレイムヘイズ達と関わっているという構図が、戦闘状況に変化をもたらしているところなど単なる二極戦にならないので幾度戦闘を重ねても飽きさせない。「炎髪灼眼の討ち手」や「弔詞の詠み手」などの二つ名も少年漫画らしく物語の雰囲気やキャラクターの特徴に華を咲かせている。