惑星のさみだれ

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

出ましたよ。雑誌掲載時、前にも感想書いたけど再び紹介。絵柄は拙い部分も多いけど、それをもってあまりある「星を砕く物語」に惹かれます。台詞回しが非常に上手く、

  • 「お前はそこで地球の運命を 指をくわえて見てるがいい」(主人公、騎士、雨宮夕日)
  • 「願いを一つ叶えてやる」(トカゲ、ノイ=クレザント卿)
  • 「信じる信じないを気軽口に出すやつはキライだな ぼくは」」(主人公、雨宮夕日)
  • 「あれの名は ビスケットハンマー 宇宙空間を漂い 落ちれば焼き菓子を割るように惑星を砕く 魔法使いの最大の人形」(トカゲ、ノイ=クレザント卿)
  • 「わたしのものになりなさい トカゲの騎士」(魔王、姫、朝比奈さみだれ)
  • 「この惑星を砕くんは 私の拳だからじゃーーー!!」(魔王、姫、朝比奈さみだれ)


………と序盤からハッタリの効いた名台詞が飛び出すながらも、舞台は普通の現代地方都市というアンバランスさが先の展開を予測不可にしていて楽しめます。


これを期に水上悟志さんの昔の作品を集めてみようか…と思ったけど見つからないなぁ…orz