悪魔のミカタ666 5 モンストラムレッド
- 作者: うえお久光,藤田香
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2008/02/10
- メディア: 文庫
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眼鏡!眼鏡!
いつのまにか異常が始まっているという感じではパーフェクトワールドに近いものがある。
前回の大きなイベントである堂島コウのコピー「ノットB」は外部からの対策・考察だけで登場無し。
ラスボスかと思われた「夕日を連れた男」が普通に正体バラしたり、サクラのメイドに知恵の実を操る力が身についたりと急展開が続いたかと思えば、またしても勢力が大人側から参戦したりしてカオス極まりない。
そして、ラストをイハナとのキスで締めたところはちょうど無印1巻のラストを連想させる。しかし、冬月日奈のコピーが居るので、当初の「冬月日奈をよみがえらせる」という目的が薄れてしまい、なんかもやもやする。
追記1:
いまさらだけど、
こっちもこっちで「異常」の発端である悪魔アトリは放置状態で、舞台・集団である舞原の存在感が大きいのよね〜。
悪魔の「知恵の実」は「異常」といして認識されるのに、舞台設定である舞原の閉鎖性・異常性は皆当たり前のように接しているのですごいシュールな感じを受ける。巻頭漫画も相変わらず本編と関係ないし(汗
追記2:
編集途中に「知恵の実」を「悪魔の実」と間違えてしまい、「それなんてゴムゴム?」のセルフツッコミをする今日この頃。