Fate/stay night 感想

絵柄・話の流れともに原作に忠実。
特に絵柄は本人が全部原画やっているのかと思えるほどの再現度で驚いた。うん。すごい綺麗。

本筋のシリアス場面と大河中心のコミカル場面が日常編をはさんでゆったり融けあっている。大河先生、ひとりで存在感強すぎです(汗)。会長の存在感も後藤くんに結構喰われてるし(汗)。あと桜の何気ない動作がえらい可愛い。

ダン、ダン、ダン!と3連の状況・場面の説明シーン。
虎実家やパトカー前・学校導入などで使われる演出。短い一瞬で場面を理解させるという点ではテンポもよく非常に秀逸な方法といえる。元々60時間もかかるテキストを決まった時間枠のアニメに収めるのだから、あま重要でもないシーンに貴重な時間を割けないのだろう。それにしてもまだまだ時間が足りなさそう…4クールぐらい欲しいなぁ。
それでいてほぼ全キャラ(しかも陸上部メンバーや藤村組長、ネコさんまで)出す余裕はあるというのだから良くわからない基準だ…。(しかしワカメはいない(!?))

マイナス点をあげてみる
話…第一話で日常編なので仕方ないのだけど、動画が大人しいのと士郎の説明台詞が多すぎるのが気になった。聖杯戦争について詳しい説明もないまま凛の召還場面やアーチャーとの調査場面があったり、士朗のシーンも火災・病院・土蔵…と場面が二転三転するので原作未読者には分かりにくかったのではなかろうか?
絵…アクションシーンについては絵柄の質を維持することに専念しすぎていて、あまり派手な動画シーンには消極的かも。尤も、あれだけ元の絵を再現してくれれば今のままでも十分すぎるほど。


説明の補足などは2話からの本編突入に期待。ランサーさんもセイバーも登場しますよ。